現代社会で子育てをしていると「子どもが伸び伸びと生きれない」、「子どもがストレスを抱える時代になった」、「子ども達の健やかな成長を望めない」等々…。
私たちが子どもの時は耳にするようなことはなかった言葉が飛び交います。
このプロジェクトで子ども達も一緒に歌う、このsmileという楽曲は音楽専門家の方の話しによると子ども達の声帯に少し負担がかかる難しい楽曲とのことです。
そのリスクを承知で音楽のプロフェッショナルな方々の力をお借りし、極力負担がないよう上手にリードして頂く形になっております。
当たり前のことを書き連ねますが、子ども達もいずれは大人になります。
子どもを授かり親になる子どももいます。
親の立場である私たちは子ども達に
《「人生が楽しいことばかりではない。」という厳しさ》と《それでも強く、逞しく、HAPPY に生きていく術》を伝えていく責任があると考えております。
団体に携わっている子ども達がいつか大人になり、しんどい場面(壁)にぶつかった時、このsmile という楽曲が寄り添い背中を押してくれることを願って団体StarMotherとStarKidsを中心に一緒に歌ってもらう運びとなりました。
また、今世界で絶望を感じている人達の平和を祈りながら、少しでも寄り添い、希望を与えたい気持ちがありますのでsmileの英訳バージョンもYouTubeで後々配信していきます。
グローバルな時代に突入しましたのでこのプロジェクトが団体StarKidsにとって世界共通語のEnglish Songに触れる機会にもなればと考えております。
[smile歌詞より]
All you need is only smile
(あなたに必要なのは笑顔だけ)
復興
一般的に復興という言葉は一度衰えたものが、再び盛んになったり、整った状態になること(外的なもの)を指して使いますが、東日本大震災から12年が経過しようとしている今、私たちが取り組むこのプロジェクトで目指す復興の指針は、外的なモノの修復ではなく人の内側にある真の復興(心の復活)の部分です。
被災した場所が復興へと向かっても人はそれぞれが人生で抱えた様々な悲しみにケリをつけられなければ、被災したことに対してもどこか他人事になり、経験を生かすことなく悲しみを引きずりながら生きてしまうような気がします。
東日本大震災を経験し絶望を味わった私たちにとって今という人生のフェーズは被災時を思い起こせば本来、日常に不平不満を漏らす事などなく、感謝しかないことに気づかされます。
併し乍ら、辺りを見渡し声を聞けば、まだ心から「復興した」とは言い切れない感覚がまだ多くの人達の心にあるように感じます。
そのモヤモヤした感覚を同じ思想を持った人と繋がり、笑顔の集合体を作り上げることで私達の考える復興を形にし、今絶望を目の前に生きている人達の心を少しでも癒すことができたらと考えております。
私たちは大自然という神のような存在が、「いつも気付かぬところでずっと観ている」と思いながら活動をしております。
今一度、生かされたことや日々当たり前のようにお世話になっている自然と真摯に向き合い、共生しながら日々を慈しみ感謝する心を育んでいきます。
~真の復興(復活)へ向け、 go Fly !! TOUHOKU~
深謝
いつの時代も私たちの生活には様々な問題が付きまといます。
人の心はその問題から生活の中に孤独感や閉塞感を感じ、人生に対して不安を感じてしまうものだと私たちは考えております。
ここ数年の新型コロナウィルスでこのようなネガティブな問題と向き合いながら生きていくことが、人間の避けられない道(人生)だということを改めて学ばせてもらいました。
極論ではありますが、私たち人間が本能的に望む《安心で安全に暮らせる安定した環境》などは「本来この世に存在しないのではないか? 」、ならば「変えられない過去やまだ起きていない未来を考えるよりも《今という瞬間に感謝し楽しむこと》その積み重ねに幸福を感じていくことが何より大事なのではないか?」
そんなことまで考えさせられましたが、震災を乗り越えた私たちは経験を基にそんな捉え方もできたりします。
俯瞰して東北の今を見渡すと東日本大震災から12年が経過しようとしている私たちの生活は、被災時を思い起こせばライフラインも正常に戻り、食料難になることもなく、大切な人と繋がり笑顔になることもできます。
こうして人の力ではどうにもならない問題が起きた時、その問題を別の角度から観てネガティブなことに感謝の気持ちを持てるようになると、目に映る景色や、耳に入る情報はポジティブになり口から出る不平不満も感謝の言葉に自然と変わります。
震災時、被災した東北の地へ御尽力頂いた全ての方に、このプロジェクトをやり遂げることで深い感謝の気持ちを伝え、想いを共有し、共に同じ時代を生きることができたら素晴らしいと考えております。
また「Twenty★Twenty」さんだけではなく、この美しく尊い楽曲を届けて下さった皆様にも東北の地からこの場をお借りし、最大のリスペクトと感謝をお伝えさせて頂きます。
~深謝~
🎁2023年3月8日🎁